ウェーディングシューズ修理
ペローン。
4月の中頃、あめます仙人さんが沖縄に帰って来た時、
ヤンバル立ち込み中に・・・・・・。
片方だけペローンだが、多分もう片方もやがてペローンだろう。
さすがメーカー品、
スパイクは踏み抜かないようにしっかり考えらている。
安いヤツはピンがそのまま付けられていて、
靴底が痛むと、直接ピン先が足裏に当たって歩けなくなったりする。
コイツはしっかりとピンが曲げられていて、
足裏に尖ったピン先があたらないようになっている。
シューズサイドは、強化されて厚手のゴムシートがぐるりと貼られているが、
それも所々接着がはがれてきている。
まずはまだフェルトがひっついている片方のシューズを、
ドライヤーであたためながら、ゆっくりと剥がしていく。
あっためて接着剤を少し剥がれやすくしながら、
ちょっとづつマイナスドライバーを刺して行く。
接着が劣化している部分は、
ドライバーでこじるとささって剥がれていくが、
まだ強くひっついている部分は
むりやりドライバーをねじこんだりしない。
所々、残っている接着が劣化せず強い部分は、
カッターをあてながら、ゆっくりと剥がしていく。
今回使ったのはコレ。
ウェーディングシューズのフェルト交換用専用接着剤。
これはフェルトの裏部分に接着剤を塗った状態。
実はここで失敗している。
やってみると分かるが、フェルトがけっこう接着剤を吸い込んで、
あのデカイ接着剤1本まるまる、2枚のフェルト部分に塗るだけで、
使い切ってしまった。
シューズの裏部分にぬる分が無くなってもうたのだ。
予備でもう一本買っていたから良かったものの、
一本だけだったらアウトだった。
やり方としては、まずシューズ裏面に薄く先に塗り、
続いてフェルトにも薄くさらっと一度塗り、
10分ほど置いて、フェルト面の接着剤が若干乾いてから、
再度、フェルト面にタップリと塗っていく方が、
分量配分を失敗しないで済むはず。
シューズの裏とフェルト、両方に塗ったら、しばらく置いておく。
接着剤の箱には20~30分置いて、接着面を乾かすとある。
実は、補修の1番のポイントはここだ。
しっかりと時間を置かずにすぐ貼り合わせてしまうと、
接着が弱く、ズリズリっと動くし、しっかりと貼り合わせられない。
しかも靴裏もフェルト面も平らではなく、くねって曲がっているため、
なおさらひっつかない。
自分は40分置いてから、がっちり貼り合わせたので、
付けたあとガッチリとひっついてびくともしないくらい、
ピッタリと貼り合わせられた。
剥がれて隙間の空いたシューズのサイド面のゴム部分も、
この接着剤をシューズとゴム面両方に塗って、
しっかり40分乾かせてから、がっつりと貼り合わせた。
するとピタってひっついて剥がれなかったので、
こちらもそのまま1日放置した。
この接着剤以外にもアクアシールというヤツもある。
強力ウレタン接着剤。
一日でがっつりと固まるが、
これは貼り付けたあとしっかりと重みをかけて固定させないといけない。
しかも量が少ないので、フェルトを貼るとなると、
結構量が必要になりそうなんで、
今回は、使っていない。
念のために、ひもで1日グルグル巻きの刑にもした。
補修したシューズを先日のチービシで使ってみたが、
特に問題は無かった。一年位は保ってくれるといいな~~~。
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